同じ作者の、「たいこさん」シリーズのカバーの見返しに、この絵本のことが載っていて、読みたーい!!と思っていた私。
なぜかというと、私自身が、布団を基地に見立てた遊びを昔よくやっていたのです。
加えて、現在息子とよくやる遊びが「巣」ごっこ。
お布団を巣に見立てて、よくごっこ遊びをやっているのです。
そう、我が家では、お布団はとっても楽しい遊び道具。
もう表紙を見ただけで、どんなお布団ワールド?が繰り広げられるのか、楽しみで楽しみで…
今回、ようやくこの絵本を手にとることができました。
あんまり楽しみにしていると、想定の範囲内で、あんがいがっかり、というのもあるのですが、
この絵本は大丈夫! その上を軽々行ってくれました。
内容的には、想像したとおりなのですが、ものすごく大きい想像なのですよ、これが。
主人公のケンちゃんや、友達のお布団もぜーんぶひっくるめて、大きな夢の世界が出あがります。
最後の入れ替わりも楽しい!!
息子もこの布団山の世界を存分に楽しんだようです。
眠るのって、子供にとってはあまり面白くないものだと思うのですが、
この絵本を読んであげれば、寝る前お布団で、「こうなったらいいな」「ああなったらいいな」と頭の中で、この絵本の想像が出来ていいかもしれませんね。
特に、夜は暗くて、ちょっと怖い…と考えている子供たちには、
布団を抜けたら、お日様が照っていて、みんなで遊べる、というのは、とても心強く、魅力的に感じるのではないでしょうか。