昨年、就活中だった大学生の長男にこの本を見てもらいました。
すると…
「なんかヘビーだね…」と…
長男がいうには
「『こまつくん』でいることに疑問を持つのはアナタ方の価値観。俺らの世代はむしろ『こまつくん』でいるように努力してきた。ゆとりゆとりってアナタ方バブル世代に言われないように小中高大を『こまつくん』で通してきたんだよ。それが俺らの価値観」…確かに森先生も武田先生も同世代…
「それなのに就活では『個性がない、覇気がない』と言われる。知ってる?『就職できないから』って自殺する大学生が今千人もいるんだよ」
「そして就職しても否が応でも『こまつくん』でいることを余儀なくされるのがほとんど」
「この話ってそんな俺らの価値観を根底から崩すよね。ちょっときついわこの話」
最初は長男の「ヘビー」の意味がよくわかりませんでした。
…そう、価値観を共感できなかったから。
何度も反芻してやっと言いたいことがちょっとわかった…。
「こまつくん」はお話の中でこうつぶやく。
「だれもぼくのこどくをわかってない…」
こまつくんは結果としてはあだ名で呼んでもらえることになったんです。
「俺はこまつくんのその後が気になるw」とのことですが…
(自身のブログから少々引用・加筆訂正しました)