このシリーズが好きな息子が借りました。新しく家族の一員になったこいぬ。10ぴきのおばけたちは、おじいさんといっしょにいるこいぬがうらやましくて仕方がないのです。
一晩留守にすることになったおじいさん。おばけたちとこいぬが留守番するわけですが、みんなで無視してしまいます。
働き者のおばけたちたけど、おじいさんの愛情がこいぬに集中してしまったように感じられて寂しかったのでしょうね。おばけといっても、子どもの感情と通じるものを感じます。
こいぬが家族の一員になっていくまでが描かれています。泥棒事件で一致団結するわけですが、おじいさんが留守をしなかったら、おばけたちとこいぬは仲良くなれなかったのかな?
ちっこいおばけが高く売れると思った泥棒たち。一体どこに売ろうと思ったのでしょうね。
おばけたちとこいぬのお留守番は、泥棒が入るという怖いものでしたが、終わり良ければすべてよしで、こいぬが家族の一員として認められてよかったと思いました。