100万回生きたけれど、どの人生(猫生というのでしょうか?)でも飼い主や自分の生き方が好きでなかったねこ。ある時、誰にも所有されないのら猫として生き、自分が大好きで、さらに、愛する者を見つけて家族を持った。
すると、今まで死ぬことや生きることを何とも思わなかったねこが、ずっとこのまま生きていたいと思い、愛する妻の死に涙を流し、自分も死んだその後には二度と生き返らなかった。
最後の人生では悲しい思いもしたけれど、ねこはやっと幸せな生き方をできたのだと思います。だからこそ、もう生き返る必要もなかった。
6歳の娘はきっとまだそこまでの理解はなく、ただ「悲しい」といって涙していましたが、しばらくしてまた読んでと持ってきました。今は娘の感じるままにしておいて、もっと大きくなったらまた一緒に読みたいです。