この童話集は初めて読んだはずなのに、どれも聞き覚えのあるもので、最初『イソップ』の話に似たようなのがあったっけ?と、悩んでしまいました。
この本の発行が1982年なので、子どもの頃どこかで読んだか誰かに読んでもらったかしたのかもしれません。
ステーエフっていえば、ロシアでもとても有名な児童作家さんで、ソ連時代のアニメーションを手掛けた方らしいです。
ご自身がこんなかわいいイラストもお描きになる方だったんですね〜。
知りませんでした。
短い12個のおはなしに可愛らしい漫画のようなイラストが満載で、小さなお子さんでも、漫画本のような気分で気軽に読めそうです。
1つ1つはロシアの風土に合った昔話のようなかわいいお話が多く、登場する動物や子どもたちが生き生きとしていて面白かったです。