スズキ・コージさんの絵はとにかく暑い。
そしてこの内容。くそ暑いときには、こんなドタバタ劇も気分転換に良いかも知れない。
うまのはいどうさんがベンチにわすれたぼうしをを見つけたきつねのとりうちくんが拾って…。
それからは、とっかえひっかえのバトンタッチ。
息子は、「無理があるね」と一言。
そのあとが面白かった。
「誰が一番得したんだろう?」
損したのははいどうさんだけど、けっこう難問です。
「最後のシーン、みんな顔出してたよね」
さすが、見るところが違う。
裏表紙に出てくる、映画の撮影風景。なるほど、これは映画のスチール感覚の絵本なのだ。
「イカス」とか銭湯とかに刺激をうけたお父さんですが、説明は不要。
自分としては、ぶたのおやこの役どころが気になりました。立派な助演賞です。