牧場に住むこぶた、こひつじ、こうま、こうしは
お昼ご飯を食べて仲良く遊びに出かけます。
りんごの実をたわわにつけた木の周りを
ぐるぐる回って遊び、
干し草のブロックが山と積まれたところではかくれんぼ。
おおきなかぶがゴロゴロしている畑でも飛びまわって遊んだ仕上げには水遊び。
皆はクタクタでお腹ぺこぺこ。
それぞれが大好物のりんごの木や干し草、かぶのあったところを目印に来た道を戻っていくけれど
目印のりんごに干し草、かぶが全く見当たらない。
帰り道を忘れちゃったかなと4にんはドキドキ。
でもみんなのお母さんが柵のところまでお迎えにきてくれていたから大丈夫でした。
目印がなくなったのは皆が遊んだあとにトラックに積まれてしまったからなんです。
その様子がページの端に描かれているので
娘はこぶたたちに真剣になって
「ほらほら、りんごはここにあるからなんだよ」と教えようとしているところが笑えました。
お散歩などしているときに消えモノ(動いたり変化しそうなもの)を目印にするとかえって迷ってしまうものだと
ちょっとは判ってくれたかなって娘に対して思いました。
それぞれの動物たちのイラストが一風変わっていて
面白いですね。
それでも楽しく遊ぶ動物たちの様子に温かくなる絵本ですね。