自分に妹や弟ができるということは、嬉しい事だけれど、その反面、お父さんやお母さんをとられてしまうと言う複雑な気持ちが読んでいて伝わってくる絵本でした。
ソフィーは、赤ちゃんができたことを最初はすごく喜んでいたけれど、両親が赤ちゃんに付きっきりになってしまい、自分の相手をしてくれずに「赤ちゃんなんかいらない!もう赤ちゃんなんか、どっかに言っちゃえ!」と叫んだ時の気持ちが痛いほど、良くわかりました。私自身も妹がいるのですが、ちょうど、こんな複雑な気持ちになった事があります。お姉ちゃんになるのは、一つの試練かも知れないなとあらためて教えられた気がします。
兄弟の子供がいるママやパパに読んでもらいたい絵本だと思いました。