一度読んでみたいと思っていました。
内容は、基本的には、有名な「3匹のこぶた」なのですが、
「リアル・3匹のこぶた」なのです。
まず、二人のお兄ちゃんたちは、オオカミに食べられてしまいます。最後に、お腹から出てくる・・・なんてこともありません。食べられたお兄ちゃんたちについては、食べられた後は、お話にも、もうでてきません。
最後に、残ったこぶたは、オオカミをやっつけるのですが、おなべで煮て、晩ごはんに食べてしまいます。
・・・今まで、保育園のオペレッタなどで見てきたものとは、ちょっと違います。
でも、「7ひきのこやぎ」ほどのショックは、ないですが・・・
最後のこぶたと、オオカミとの知恵比べがと重点的に描かれて、楽しめました。
息子にこの本を読むと、今までとは違う「3匹のこぶた」をビックリしながらも楽しんでいたようで、何度も読んでと持ってきました。
私は、お話よりも、「こどもの友」の初期の頃の絵のすばらしさに感動しています。どのページも、きめ細かに描かれています。書き手の、真剣さや、本物な感じが、きっとこどもにも伝わるんでしょうね。