作者の飯野 和好さんのご実家のある埼玉県秩父が
このお話の舞台になっているのだそうです。
今は空家となっているご実家に年に数回、足を運ばれ
縁側に座って昔を懐かしんだりして過ごされるのだそう。
そんな時に手に取った腐葉土に思いを馳せて作ったのが
この作品なのだとか。
もともとは腐葉土を使って農作物を作るのが普通だったのに
高度経済成長に伴って 農薬を使うようになった。
その結果、環境が汚染され、人体に影響を及ぼすこともあった。
今は逆に有機野菜の良さが見直され、また腐葉土が使われている。
こういう環境問題を説明しても子ども達には難しいと思うのだけど
ここは一つ、ふよこちゃんに手助けしてもらって(この絵本を通して)
易しく説いてみるといいかもしれないですねっ♪
うちの娘たちも 言わんとしていることを完全に理解しているとは思えませんが、
心のどこかにひっかかっていると、理科や生活の時間に
「あっ、このことだったんだ!」と意味が通る時がくると思っています。