図書館で偶然手にした絵本、表紙を一目見て「読んで!」とせがまれました。表紙にはモグラとそっくりのさつまいもが!これは気になります。
お話は・・・
もぐらのホリーがある日土の中で、もぐらそっくりのもぐらいもに出会います。二人は親友になり、毎日毎日一緒に過ごしますが、ある日ぱったりと動かなくなってしまいます・・・。
初めはおいもが擬人化されていることに少し違和感を覚えましたが、読み進めていくうちにすっかりお話の中に吸い込まれてしまいました。
もぐらいもが動かなくなってしまって、このまま終わりなの?とちょっと不安に思っていたら、最後はきちんと幸せなラストが待っていました。
おいもってこういう風になるんだ〜、と子供も勉強になると思います。
最後のページの文章がとても優しくて好きです。
それから、お話を引き立てているのがあさみいくよさんの優しい色使いの絵。秋にまた、読んであげたい絵本です。