映画「子ぎつねヘレン」に感動し、この絵本を手にとりました。
絵本は映画の話の1年後。
ヘレンが残していってくれた大切なものを、ぼくが改めて思い返します。
映画のワンシーン、ワンシーンがよみがえってくるようでした。
ヘレンが残していってくれたものは楽しい思い出だけじゃなかったんですね。
男の子にはそれまで以上に優しさ、たくましさ、想像力など、言葉では簡単に教えてもらえないようなものをたくさんもらったのです。
悲しみを乗り越えてずっとずっと成長した男の子が、とても大きく見えました。
我が家にも大切に育てている愛犬がいます。
娘もこの男の子と同じように、愛犬と触れ合うことによって心豊かに成長していってくれたらなと思います。