数年前、2年生児童に初めて行った、読み聞かせグループデビュー絵本です。
息子に選んでもらったのだけれど、ほとんどの子が知っている絵本。
内容を知っているからか、読み方の拙さか、いきなり男の私が現れた時のざわめきは、絵本を読んでいる最中も突っ込みに変わったのでした。
懐かしい思い出ですが、子どもたちはこの絵本の良さも充分にわかっているのだと後から感じます。
銀色のウロコをもつにじうおは、自分の姿を自慢をするけれど、うろこを分けて欲しいと言ったあおいさかなを突っぱねた後まわりから相手にされなくなりました。
タコのおばあさんにアドバイスを受けて、さかなたちにウロコをあげ始めるのですが、体からウロコがなくなって行くぶんしあわせな気持ちになったのです。
ものを分かち合うことの喜び。
にじいろのさかなシリーズの第一作は、友だち作りの原点でした。