まずはじめにこの絵本は本当に美しい絵本です。読んでいる私自身、あまりのこの絵本の美しい絵に読むことを忘れ子供共々みいってしまったくらいです。海の中に1ぴきのそれはすばらしくきらきら輝く魚がいます。魚の絵に特殊な細工がしてあるのでじっさいとてもきれいです。でもその魚は自分の美しさを自慢して他の魚たちから敬遠されてしまうのです。どうしたらよいのかおばあさんたこの所へ相談に行くのです。そして自分のきらきら輝くうろこを1枚ずつ他の魚に分けてあげなさいとアドバイスされます。自分が1番きれいではなくなってしまうがどうすれば幸せになれるかわかるだろうと言います。そしてそのアドバイス通りきれいな魚は1枚ずつうろこを他の魚達に分け与えてあげるのです。最後には輝くうろこは1枚になってしまいますが魚はみんなと一緒に楽しく暮らすことが出来たのです。子供はとかくおもちゃなど独り占めしたがるものです。この絵本では人に分け与えることの楽しさを教えてくれました。おもちゃだって独り占めして自分一人で遊ぶより他の子にも貸して一緒に遊んだ方が楽しいです。そんなことを自然に教えてくれる絵本でとても気に入っています。