娘に読んだけれど、3歳だと理解するには難しいかも。それより、親向けの本だと思います。
うさぎのバニーぼうや。
「いいこって どんなこ?」とお母さんに尋ねます。
「ぜったい なかないのが いいこなの?」
などと、どんな子がいい子なのか尋ね、お母さんは、「ないたっていいのよ」など、優しく答えてくれるのですが、
途中から、「ぷんぷん おこっている ぼくなんか、おかあさん きらいでしょ?」
とか「ぼくが ばかなことばっかり してると、おかあさん いやに なっちゃうよね」などと、愛情確認に変わっていきます。
子どもって、とにかく親に愛されたいです。
愛されていると感じることで安心感を得られることができます。
こんなことしたら、お母さんに嫌われちゃうかな、いい子じゃないと、嫌われちゃうかな。
特に、叱られたり、よくないことをしちゃったかなと自分で感じた時は、親に嫌われたのではないかと、そんな不安でいっぱいいっぱいになると思います。
「そんなことする子、お母さん嫌いよ」などと叱る親もいますが、愛情を武器に子どもを躾けてはいけません。
駄目なものは駄目だけど、どんな子であっても、お母さんは自分を好きでいてくれている、という安心感を子どもに与えねばと思います。
でも、いいこって、ほんと、どんな子なんでしょうね。
よく使う言葉ですが、深く考えると、嫌な言葉だなって思います。