くもんのこのシリーズ(子どもとよむ日本の昔ばなし)は
日本の昔ばなしを平易にでも簡素化しすぎず
子供に理解できるように上手に書かれていると思います。
確か昔、自分も読んだと思われる話なので
なるほど、そんな話だったかと確認しながら読むことが出来ました。
「はっきたあ、ほっきたあ」という
ねずみの掛け声がかわいらしいし
最後の『どんどはれ』という〆方も昔話らしくて雰囲気があります。
貧乏なおじいさんは心優しいので
どちらのねずみにも同じようにしてやるのですね。
最後は長者のねずみがしょってきた銭で
楽な暮らしができたということですが
それって分かっていて泥棒してない?!
と思うのは私だけでしょうか??