先日、子供が”うらしまたろう”の話を読みたいというので、図書館で借りてきました。
さあ、どの浦島太郎を借りようか・・・と、本棚で迷ったのですが、いわさきちひろさんの絵で、和風なものはみたことがなかったので、これにしました。
このちょっと、悲しい物語に、いわさきちひろさんの絵がとってもあっていて、引き込まれていくようでした。
いわさきさんは、私の生まれた年に亡くなっているのですが、30年以上もたっているのに、その作品は、今もみずみずしく、皆さんに愛されていることにも、あらためて感心しました。
この、お話は、民話ですが、こうやって、本で読むと、より深く味わうことができました。
最後の、松谷みよ子さんの解説を読むと、時代背景などから、よりいっそう、味わい深いものになりました。
でも、子供に読み終わって、感想を聞くと、
「保育園の紙芝居のほうが面白かった」
ですって。
4歳児は、もうちょっと、キャッチーなものを求めていたのでしょうね。