ゴリラはとても穏やかで、美しい生き物です。
そのゴリラを愛する霊長類学者、山極寿一さんの絵本です。
挿絵を描くのはコンゴの画家、ダヴィッド・ビシームワさん
丁寧に描かれた絵がとても素敵です。
朝早く森にきのこを採りに行った男の子が落とした赤い帽子と
それを拾ったゴリラのこども、
帽子ははたしてどうなるのでしょう?
ゴリラ達の一日の様子、
その森の側で暮らすコンゴの人たちの暮らしぶり
それらがリアルに伝わってきて
私達大人も色々感じる事ができる本だと思います
勿論子供もゴリラ達に興味津々
息子はゴリラ語になると、楽しそうに一緒に
『こっこっこ』や『ふぬふぬふぬ』などと言っています
そして、『ばうあああああ』で『こわ〜い』と隠れます
ちゃーんとゴリラ語、伝わってます!
今度動物園に行ったなら
『ぐっ ぐうぅぅむ』と挨拶しましょうか