マイケルとケイト夫婦にかわいがられて幸せいっぱいの犬のプーシュキン。そんな一家に赤ちゃんがやってきます。プーシュキン楽しい生活が一変します。マイクもケイトも赤ちゃんに夢中でプーシュキンにかまってくれません。
寂しくて悲しくて不安な思いをして、家出しようか?とまで考えるプーシュキンですが、プーシュキンの芸をみて笑う赤ちゃんに少し心がほぐれます。
プーシュキンが、下の子ができてパパ・ママの愛情を横取りされたと感じるお兄ちゃん、お姉ちゃんの心を代弁しているようです。
揺れ動くプーシュキンの気持ちが切なくでもラストは新しい関係の始まりを予感させ、心にしみるあたたかい本です。
下の子がうまれる、うまれたお兄ちゃんお姉ちゃん、そしてママにお勧めです。