左のページが文章で
右のページが絵です。
お話を聞いている娘は字が読めないので
右側の絵のみを見ています。
絵は込み入った仕込みはなく
カラスの表情をとらえる感じで
お話にそっと寄り添っています。
なんといっても面白いのは泣き声です。
上手に鳴かすためにさくらんぼの種を取り除くと
カァァァァァァとうるさくて、みんなが迷惑してしまいます。
そこでまた種を与えて下手な鳴きかたの
ビィィィィィィに戻してしまうというおかしなお話です。
カァァァァァァはうるさく
ビィィィィィィは低音で滑稽に読むと
娘達は大ウケでした。
文章表現も語りかけるような口調なので
一味違った絵本だなと思いました。