海辺で海藻や野草を見つけたり、貝殻を拾ったり。自然体験の少ない我が家の子ども達にはとてもわくわくする素敵な体験に映ったようです。さらに、海藻や野草を使った夕食作り。出来上がった「うみべのごちそう」の挿絵に、6歳の娘は「名人やな〜」とつぶやきました。「海辺で拾うならやっぱりきれいな貝殻、宝箱にいっぱい入れたい」と女の子らしい小さなあこがれも聞けました。食用かそうでないかの判断は素人には難しく、多分同じ体験はさせてあげられないけれど、潮風を頬に受け、海のにおいをかぎながらきれいな貝殻を拾う、そんな時間をつくってあげたい、そう感じさせてくれる絵本でした。