思っていることと反対のことしか話せないこもりくん。誰かと遊びたいのに、「あそばないでね」と言ってしまう。ねずみくんが言葉をそのまま受け取り、行ってしまうととてもがかりします。次に通ったくまくんを必死に(あせびっしょりで)ひきとめるこもりくん。反対言葉しか話せないことに気付き、一緒に遊びはじめ(良かった)、途中から混乱しないよう言葉の要らない遊びをはじめた二人。楽しい時間は早く過ぎて、夕方になり、ちゃんとお別れを伝えたくなったこもりくん。また会う約束ができて安心しました。
図書館で見つけて「あきやまただしさんの絵本だ〜」と借りて来ました。案の定、食いついて来た息子は、何回も読んで、「この本、買って」といいながら、主人に読んであげていました(笑)。こもりくんの必死さがとても伝わり、気持ちが優しくなれる本です。