11ぴきのねこたちを含む21ぴきのランナーたちが、マラソン大会で走ります。
この絵本は、1枚1枚めくりながら見ることも出来ますが、全ページを引き出すとスタートからゴールまでが、長くつながった1枚の絵として見ることができます。
私が最初のページを引っ張っていくと、「なにこれ〜!」と大喜びです。
さっそく、「ランララララ、ランランララララ・・・」と歌いながら、指でコースをたどっていきます。
山あり迷路!あり誘惑ありの難コースを走って行きます。
マラソンコースの沿道の街や村のねこたちの様子も細かく描かれていて、とても楽しいです。
最後のページで、さかなの気球にテープが張ってあったので、また最初からさかなの気球を見てみると、カラスにつつかれて木に引っ掛かっていることに気が付きました。
文章はまったくありませんが、見るたびに新しい発見がある絵本です。
『11ぴきのねこ』シリーズでお馴染みのキャラクターたちが、この絵本のあちこちに描かれているそうです。
初めて読んだのがこの絵本だったので、他のも読んでこの絵本に描かれているキャラクターたちを見つけたいです。