フォア文庫の「ぼくは王さま」を古本屋で見つけた時、
子供の頃に読んでいたのを思い出し、懐かしく思って購入しました。
息子はその時、まだ幼稚園の年長さんで、
字はボチボチ読めるようになってきたばかり。
短い絵本は読めても、児童書はまだまだ読めないから、
時間を見つけては少しずつ読み聞かせていました。
お話の中に必ず出てくる「テレレッテ トロロット・・・」と、
お城に響くラッパの音のリズムに笑い、
王さまがちょっとした事で文句を言っているのを聞いて、
「王様、そんなんアカンで〜」とツッコミを入れ、
楽しそうに聞いていた息子に「今日はここまで」という度、
「え〜、もうちょっと読んで〜」と言われながら、
弟のお昼寝の時間を縫って読み進めました。
一冊読み終えた時、「もっと王さま読みたい」と言うので、
シリーズで出ている事を教えたら、
「王さま面白いから、もっと読んで」と言い出し、
その後も少しずつ買い足していってます。
2冊目くらいまではママが読み聞かせたけれど、
弟のお昼寝時間だけだとなかなか読み進まなくて、
早く続きを知りたい、もっと読みたいと思った息子、
自分で本を広げて、たどたどしい声で読み始め、
いつの間にか大きな声でスラスラと読めるようになりました。
息子は今年小学生になりましたが、
王さまシリーズのおかげで、本を読むのが大好き。
勉強したくないってサボる事を考えてる王さまを読んで、
本が大好きになった息子・・・(´艸`)
ちょっと笑えますが、本当に王さまのおかげ。
王さま、ありがとう〜(^O^)