あの志茂田景樹さん、絵本を書いてらっしゃるんですね。意外にも(って言ったら失礼ですが)、とてもほのぼのとした優しいおはなしでした。
お父さんやお母さんと離れて淋しい思いをしていることねちゃんを元気付けるために、おじいちゃんとおばあちゃんが考えてくれたこと。
それは「お友達が欲しい」と書いたお手紙をつけて黄色い風船を飛ばすことでした。
ことねちゃんの想いをのせた風船、ちゃーんとお友達を連れてきてくれましたよ。みんなの優しい気持ちが嬉しいです。
私も子どものころ、手紙をつけて風船を飛ばすとか、手紙を入れた瓶を海に流すとか、そういうことにとても憧れた覚えがあります。
風船大好きの娘も、この本を読んで同じような憧れを抱いたようです。