4才の息子と大ハマリの傑作です!!
山に入って帰れなくなってしまった“こぶじいさま”が
お堂に泊まると、夜中すぎに鬼たちがわらわらと
そのお堂まわりに集まってきて踊りだすんですが、
その歌が『ちゃ〜るるすってんがぁ〜‥♪』と
可笑しくて笑えるんです。
適当に節をつけて歌うと息子も一緒になって
合唱しだします。
踊りに手振りも付けるとなお楽しいですよ。
寝る前の読み聞かせにはかえって目が覚めてしまうかも
しれませんねぇ。
表紙のイメージでは、こわい昔話か、説教めいたお話しかなぁ
って思えましたけど、全然違って、おちゃめな鬼たちが
ものすごく身近に感じられる楽しいお話しですよ。
お子さんと一緒に笑いたい方にお薦めです。
(この作品を気に入られた方には、
同じ作/絵の『だいくとおにろく』もお薦めします。)