絵本ナビの「雪の本」の特集で目にして手にとってみたいと図書館で借りました。
表紙の「ゆき」の文字に雪が積もってるのが楽しくてウキウキしちゃいました。(私が)
「ゆきがふっているよ」と嬉しげな子供と「ふらないんじゃないの」的に否定する大人との対比が静かに繰り返されています
関東でも雪が降った日の夜にぴったりの雪の本。
「ゆきが ふってるよ」おとこのこがいいました。
ただ静かに降りたいから降る雪。
大人やテレビやラジオの予報は聞こえません。
灰色の街に白い雪。
物語はゆっくりと静かだし、特にオチがあるわけでもないんですが心に残る 何度も言う男の子から、却ってワクワク感伝わります。
息子から見ると、一度白い世界で覆われた町を見てみたい!との事。
後日、息子のクラス(小3)の読み聞かせで使用。
「まちじゅうが まっしろに かがやきます」のシーンで歓声があがりました。
帰宅後に息子に聞いたら「ウチもこのページが一番すごいと思った」と。ありえない景色だから、見てみたいそうです。
そっかー、私がいいなと思ったシーンとは違うし静かに読み終わるイメージだっただけに、ちょっと新鮮な気分でした。
1冊目に読んだ絵本が時間かかり持ち時間少なくなり、ちょっと先生にゴリ押しして読んだので早口になってしまったのが心残り。