風邪をひいて手紙を配れなくなった郵便屋さんのほーなーさんの代わりに配ることになった息子のじゃっく。
でも、手紙を2通風に飛ばされてしまい、家に戻るとおかあさんに怒られる。
「このままじゃ、クリスマスのパイはおあずけよ!」
じゃっくは手紙を探しに出かけ、見つけた手紙をちゃんと配達。
お父さんの無くしたマフラーまで見つけて家に帰り、おいしいパイにありつけました。
そしてひとこと「ぼくもなかなかやるじゃない」
子どもがしでかした失敗を、自分でちゃんと解決し、そして「ぼくもなかなかやるじゃない」と思えるのは、のちのちまでの自信につながり、とてもよいことだと思います。
自分でしてしまった失敗なのだから、大人が手出しをしないで、しっかりと自分に責任を持って欲しいですものね。
ただちょっと残念に思ったのは、失敗を取り戻すために頑張る理由がクリスマスのパイのためだけのためになってしまったようだったこと。
おかあさんは「大事な手紙をなくして!」とは怒っていたけど、じゃっくの中には、「手紙はとても大事なものだから、無くしちゃいけないんだ」という反省は最後まで無いのではないかな、と。
もちろん、根本的に、現実社会で郵便屋さんが子どもに代わりに配らせたりしたら大問題でニュースになっちゃうほどでしょうから、これは絵本とわりきって、細かいことは考えないべきなのかもしれませんが。