3歳の息子が図書館で自分で選んで借りました。息子はこの小さめの手のひらサイズの絵本が大好きです。ちいさい子が自分でページをめくるのにちょうど良い大きさなのかもしれません。
くまのたろくんがおかあさんの編んでもらった赤いえりまきを飛ばしてしまい、仲良しのうさぎのなーちゃんと一緒に探しにいくおはなしです。森の中の赤いものを色々見つけるのですが、勘違いばかりでマフラーはなかなか見つかりません。
素朴な雰囲気に、心温まるラスト。寒い冬に読んでほっとできそうです。
この絵本は、著者が黄色いくまのぬいぐるみにお話を添えて知り合いの子どもにプレゼントしたものがもとで生まれたそうです。赤いマフラーと一緒にこの絵本をプレゼントする、なんていうのもいいかもしれません。