小学校での読みきかせで、この絵本を1年生に読むことになりました。せっかく手元にあるのだから、と6年生の娘にも読みました。
私にとってこの絵本は第一印象(正確には第一印象ではないのですが)「懐かしい!」です。ああ、私が子どもの頃、この挿絵のこの絵本、確かに読んだことがあるわあ、と。
娘に読んでいる途中で、「おじぞうさんの顔!見てみて!」と言うので見てみましたら。かさをかぶる前とかぶった後のお顔が違うではありませんか。楽しいねえ、こういうの。読んでいる方は、どうしても文字に集中してしまいがちですが、聞かされている方は、こんな風に挿絵の細かいところに注意を払うことができるのですよね。
おじいさんも、おばあさんも、おじぞうさんもやさしくて寒い冬なのにとてもあったかい気持ちになります。
ところで、信州では夏によくかさじぞうが現れます。玄関開けるとどなたが置いていってくださってのかわからないたくさんの夏野菜が。