動物園の飼育係のお話です。
2〜3歳くらいから、読めると思います。
ゾウが、自分だけサムに忘れられたのではないかと、かわいそうになります。でも、サムは、ゾウのためにワゴンいっぱいの干草を持ってきてくれました。
「だれのこともわすれたりしません」
というフレーズが、心に残るお話です。
小さい時、お母さんは、兄弟のなかで、誰が一番好きなんだろう…私だよね…
先生は、誰が一番好きなんだろう…私だよね…
と、思ったことを思い出しました。
子供も、ゾウを自分に当てはめて、
ちょっとした誤解はあっても、自分は愛されている
という感情を味わうことが出来るのではないでしょうか。
絵も、明るい色使いで、かわいらしい絵本です。