【あらすじ】
にゃあにゃあが、いないいないばあ。くまちゃんがいないいないばあ。次々に魅力的なキャラクターがいないいないばあ、してくれる。赤ちゃんのための絵本。
【感想】
絵本のベストセラー、ということで、一度は読んでみようと思って手に取りました。
うちは赤ちゃんがいないので、赤ちゃんにどれだけ効果があるか実験できていませんが、他の人の感想を読んでいると、本当に「赤ちゃんに大ヒット」のようですね。
いろんな使い方があるようで、絵本というよりも、おもちゃの一種として愛用されている様子がうかがえます。
大人になってから絵本を読むと、どうしても話のスジなどに気を取られてしまいますが、子どもはもっと単純に、見たまんまを楽しんでいたのだなあと感じました。
赤ちゃんの絵本だけど、絵はしっかりしていて、決して「かわいい、かわいい」という感じではなく、どちらかというとちょっと怖い。そこが、赤ちゃんウケするのかもしれません。大人が思うよりも、赤ちゃんはもっと、感性が豊かで、面白いものをよく知っているのかもしれません。
いつか、この本を使って、本物の赤ちゃんと遊んでみたいと思いました。
それにしても、「いないいないばあ」って、単純な遊び(?)を最初に発明した人は偉大!誰でもできて、費用も道具もいらなくて、赤ちゃんが幸せになれるなんて、素敵な方法。
ただ、やっぱり真剣に面白くやらないとダメみたい。顔が面白い作りでも、男前でも、気合いが入っていないとダメ。赤ちゃんが目が肥えていて、芸人の気持ちを読み取ってしまう不思議な能力があるのではないかしら…あやす方も、精進が必要。勉強になりました。