不思議な表紙に惹かれて、手にとりました。
ぼんやり見てると、どっちが上か分からなくて、
くるくるまわしてしまいそうな本です(笑)
みんなとさかさまの世界で生きる はつかねずみのレミ君の
視点で描かれていますが、自分の殻に閉じこもる精神世界を
表現しているのかな?と思いました。
「自分が理想と思っている世界は、実は近くにある」という
メッセージのように感じました。
この本は、読み手やその時の気分によって、
とらえ方がかなり違ってくると思います。
絵は芸術的で、上下どちらを上にしても楽しめます♪
不思議と本の正しい向きとさかさまの方が、明るい印象を
受けました。