子どもたちに読みましたが、私がとっても気に入ってしまった本です。
子どものかかりつけの小児科の待合に置いてあり、一目ぼれ(一読みぼれ?)したのですが、なんと、古本店で状態がかなりいいのに105円で売っているものを見つけてしまい、即買いしました。
私も多少の鉢植えを育てていますが、真夏に二泊ほどの外泊をしただけで、あるお花を枯らしてしまったことがあります。
主人公がいてくれたなら、あのお花を枯らさずにすんだだろうなと思います。
アメリカで、夏休みに子どもが、旅行で留守中の家庭のペットのお世話のアルバイトをする話はきいたことがあるのですが、植物のお世話をするのも、一般的にあるのでしょうか。
お世話を頼んだ人たちは、たぶん、とりあえず水遣りをして枯らさないでくれればいい、程度な気持ちで主人公に預けただろうと思います。
なのに、剪定もしたり、前よりもすてきにして持ち主に返して、すごいな。まだ子どもなのに。植物をちゃんと育てるのは本当に大変なことは、私は身を持って知っているので、主人公はすごいと感じるばかりです。
最後に、お父さんが、鉢植えだらけの家の中を懐かしがってくれて、よかった。
もしかして、主人公は、来年も同じプラントシッターをやったりして・・・
淡い色合いもとってもすてきな絵本です。お勧めです。