主人公の男の子トミーは
とても優しい男の子だと思いました。
夏休みになりましたが、トミーの家はどこにもいきません。
近所の人たちは出かけてしまうので、
その人たちの家にある鉢植えを預かりました。
ちょっとしたバイトなんだそうです。
初日からお父さんは鉢植えを邪魔だと言っています。
トミーは言いました。
夏休みはどこにもいかないから、好きなことをしなさいと
お父さんは言ったと。
毎日ぐんぐんのびる鉢植えの植物に
お父さんはずっと文句を言っています。
お母さんは何も言わずに見守ってくれています。
なんだかお父さんの態度だけが気に入りません。
あまりにも成長していった植物をみて
トミーは少し考えました。
本を読み勉強して、余分な葉をカットすることにしました。
そしてその葉は新しい鉢植えで育てることにしました。
夏休みが終わりに近づくとみんなが鉢植えをとりに来ました。
小さな鉢植えまでくれたのでみんな大喜び。
鉢植えが全部無くなったのはさびしい気もしますが、
お父さんは喜んでくれるかな・・
トミーみたいな優しい男の子っていいですね。