以前は「プリンセス」が娘のキーワードでしたが何故か最近は「妖精」にとってかわりました。きっと羽が生えているからでしょう。
この本の妖精には羽がありませんが、ダンスが好き、というところでもう娘のツボにはまり今人気No.1の本になってしまいました。妖精の本を探して取り寄せた私としては「しめしめ、してやったり」という感じです。
森のなかの素敵な登場人物たちがオレンジをみておひさまのタマゴだとおもって大騒ぎ。寒いスウェーデンではオレンジがとれるような暑い国は憧れなのでしょう。何となくカスカスしたオレンジは妖精が飲んだから、というところで娘は納得。だからさっき食べたみかんはちょっと乾いてたんだねー、と嬉しそうでした。
難しい言葉もいくつか出てくるし、お話も長いので大丈夫かなと思ったのですが、好きなものが出てくるお話だと集中して聞けるものなんだなーと感心しました。「ペレのあたらしいふく」しか読んだことがなかったのですが、この本でこの作者のファンになってしまいました。
まだ妖精の世界に出入りできる、4歳くらいからの女の子に特におすすめします。