とてもかわいがってくれていたおじいちゃんが亡くなってしまい、とても悲しんでいたのぞみちゃん。
そんなのぞみちゃんの夢に現れて、おじいちゃんは、のぞみちゃんが生まれたときに植えた木になんでも話してほしいと言いました。
心のよりどころを見つけたのぞみちゃんは、色々なことを木に話しかけながら、元気に前向きになっていきます。
おじいちゃんが夢に現れたことや木からおじいちゃんの声が聞こえたことは、のぞみちゃんの想像かもしれません。
のぞみちゃんがそうであってほしいと思うからこその出来事のように感じます。
けれど、おじいちゃんにかわいがられた記憶はしっかりとのぞみちゃんを支えて、これからものぞみちゃんの力となっていくのでしょうね。
とても優しいお話なので、誰の心にも響く一冊となりそうです。