乳児から小学生までいるところで読んだら、年齢それぞれに受けた、と聞き
ある会で読んでみました。
主人公は、黒い四本の足! その四本足が、ページの端を、
どんどんどんどん歩いていく!
ページをめくるたびに、足を追っていくと、本を回すことになり、
最後には、ぐるっと一回りしてしまうという、しかけです。
線路を走る汽車や、海に浮かぶ船、魚が泳ぐ川、摩天楼の街・・・
最後は歩いてきた地球を、宇宙から見下ろしている!
ページいっぱいに描かれた農家の動物、野生の動物の名前を
次々に口にする子ども、キラキラ光る目でじっと見つめる赤ちゃん。
オノマトペの日本語の響きに耳を済ませた後は、
英語で読んで見ると、英語を習っている子どもたちから「知ってる!」
習った言葉が出てきて、うれしそうに自慢してました。
絵だけのページを見ているだけでも飽きないで遊べるし、
日本語でも、英語でも、1人で読むのも楽しめる本のようです。