学校へ行き、教室で先生のお手伝いをすることになったジョージのお話です。おはなしの時間には、両手両足をつかって絵本をめくってあげたり、算数の時間にはこれまた両手両足をつかって数を数えるお手伝いをしたり、ジョージらしくお手伝いしてる姿がかわいらしかったです。しかし、やっぱりジョージでした。無難にいたずらなしで終わることはありませんでした。図画の時間には絵の具をぐちゃぐちゃに混ぜてこぼしてしまい、掃除をしようとバケツとモップを出したら、バケツをひっくり返して水浸しになる始末。校長先生の怒った顔に、私まで目をそむけたくなります。
けれども、教室で一緒に学んだ子供たちは、嫌な顔一つせず、ジョージと一緒に片づけをがんばってくれました。
ジョージって、みんなに愛されて、ほんとに幸せなおさるさんですね。