ふたごのこねずみ、ティモシーとサラのお話です。
お母さんに頼まれて、ティモシーとサラはチューリップの球根を買いに、
二人で出かけます。
子どもたちだけでお買い物に行くという冒険絵本ですが、
途中、やはりあちこちで道草を食ってしまいます。
それもそのはず、秋は様々な収穫のある季節ですから。
どんぐりだったり、きのこや、森の中は楽しいことがいっぱい。
美味しい実もたくさんあるんですもの。
ようやく無事に買い物が出来たものの、帰り道は…
やっぱりそう。来た時に通った道のはずなのに、知らない道に感じます。
さらに夕焼けで景色が違って見えたりして。
不安な気持ち…わかるよ。
でも、頑張ったね。
暗くなってきて怖かったけど、お父さんが迎えに来てくれたから。
素敵な家族です。
花壇作りも家族で頑張りました。
おかげで、春にはきれいで素敵な庭が出来ていました。
題名の「チューリップのにわ」から春の話かと思いましたが、
これはチューリップの球根を植える秋の話です。
大きさは小型本なので、出先で子供に読んであげるのにもいいと思います。読んであげるなら5歳からがおすすめ。