スタイグ氏は
この作品を書き上げておよそ半年後に
この世を去ったのだそうです。
自身が8歳の時に目で見て感じたものを
思い出すままに書き連ねてあるかのような絵本でした。
命の灯が消えるのを予感していたのかなぁ…とも思えてきて
何だか悲しい気持ちにもなりました。
大きくなったらなりたいと思っていた
2つの職業のうちの1つは叶ったけど
もう1つの夢は叶わなかった…と書かれているところからは
本当になりたかったのはそちらの方だったのかな…と想像したりしも…。
でも 最後のページにあるスタイグ氏の写真の笑顔を見ると
「それでも 満足出来る人生だった」
といっているようにも思えました。