アーボさんに飼われている三匹のうさぎが、お母さんに会うために脱走します。絵本にしては、文章が多くて長いので、途中で止めて次の日に読もうと思ったのですが、息子が止めさせてくれないので、結局最後まで読みました。
大根畑で、新鮮な大根の葉っぱをかじるのが、とてもおいしそうでした。
野うさぎのおばさんから、野で生きることをお母さんから教えてもらわなくちゃと言われる場面には「なるほど。そうだな」と思いました。飼いうさぎのお母さんは、お母さんも野うさぎでないから、子どもに野性で生きるすべなど教えてあげられないのです。
三匹のうさぎは、お母さんに会えたのでしょうか?
薄緑色が基調で、月明かりの様子を表現している絵がとても印象的でした。飼われている動物が野性をとりもどすのって難しいのだろうなと思うと、飼われている動物がちょっと可哀想に思えてきました。