出てくる子供達5人が小学1年生。娘と同じなので、読み聞かせをしました。小学1年生でしたら、一人でも十分に読める本なのですが、本を縦にしたり、横に戻したりするので、読んであげた方が良いと思います。
深い穴に落ちてしまった犬のろくべえ。子供達はろくべえを助けようとがんばります。小学1年生なので、できる事は限られていて、がんばれと声を掛けたり、ドングリコロコロやおもちゃのチャチャチャを歌ったりして励ましたり…。シャボン玉を吹いたり…。そんな発想がほほえましく思えます。
あてにならない大人達に頼ることをあきらめ、子供達は自分達でろくべえを助ける手段を考え出します。
お友達と協力して頑張る事、そして、その結果、やり遂げた時の素晴らしさを教えてくれる本です。低学年のうちに読んであげたい本です。