いぬのろくべえが深い穴におっこちてしまいました。
とおりかかったこどもたち・・これは大変、すぐに助けだそうといろいろ・・考えます。
灰谷健次郎さんらしく関西弁とこどもが生き生き描かれている楽しいお話です。
主人公は1年生の子どもたちですが・・高学年に読んでも身を乗り出して聞いてくれました。
子どもの目線で描かれているので自分が入り込んでいくようです。
子どもって本当に頭が軟らかい・・いろんな方法を思いつきそれがドキドキととても楽しいです。
また・・大人が役にたたないのも・・現実の大人って確かにこんな人のが多いかも・・と反省させられ、聞いている子どもはそうだそうだ・・と納得している様子がつらいです。
こどもとろくべえのふれあいで『この本に続編ってないの?』との言葉も聞かれ・・灰谷さん書いてくれないかしら?