このサイのおかあさんの気持ちがよくわかります。
過剰に心配してしまって、わが子を守ろうとけがをしてしまいました。
まわりのお母さんたちから、心配しすぎとよく言われます。
でも、子どもに何かあってから後悔するよりも、
ほら、なんともなかったじゃないと、笑われる方がいいです。
たとえけがをしても、子どもが無事だったら、痛くないです。(ホントはいたい)
サイのけがは、サイドリが治してくれるのです。
病気の草食動物を、ライオンが食べる事で、
感染する病気から守られているのと、同じです。
野生の動物は、なにかしら助け合って暮らしています。
人間だって、まわりまわって、助け合っています。
そんなことを教えてくれる絵本です。