スージーとロベルトは、自分たちで作った人形で、お芝居をしました。お客さんは子どもたち、友だち同士ですわっている子どもたちもいましたが、だんまりやのルイは、ひとりですわっていました。
幕があき、舞台の人形を見たルイは、立ち上がり、話しかけるのでした。
雰囲気の暗い男の子ルイが、心惹かれたのは、お人形でした。お人形を思う一途さに、ルイの心の純粋さを感じることができました。どうなることかと、ハラハラした場面もありましたが、ルイの気持ちをしっかりくんであげられて本当によかったと思います。ルイの表情の変化が、全てを物語っていると思います。