おじいさんの願いを叶えるために、懸命に頑張るかっぱたろうのひたむきさに、心打たれる絵本です。
さかなぶえの作り方を覚えること。
それはおじいさんの願いだけではなく、かっぱたろう自身の願いでもあったんでしょうね。
おじいさんを尊敬し、自分も見習いたい。
そういう気持ちがかっぱたろうの決意を強いものにしたのかもしれません。
そんなかっぱたろうの憧れでもあるかっぱぶえ。
作り方が巻末に描かれています。
音でるのかなぁ?ちょっと作ってみたくなります。
ただ、途中人間の男の子との出会いがあり、その後の2人の仲の発展を期待してしまったのですが、何も起こらず・・・
ちょっと残念でした。