魚が集まるさかなぶえを上手に作るかっぱのおじいさん。頑張って作りすぎて死にそうになり、作り方を教える余力がないからとかっぱたろうを人間の住む山の近くの池にいる親戚に預けます。無事、作り方を覚えたかっぱたろうが戻るとおじいさんが意外に回復していた。
なかなか面白いストーリーです。てっきりおじいさんが死んじゃうと思ったら意外に元気になって待ってました。あと、人間の子に遭遇して何か展開があるのかと思ったらそこはスルー。行きで「危険だから」と人間みたいに帽子をかぶったのにおじいさんのところへ戻るときは帽子をかぶっていない様子(絵では)なので「ここでまさか捕まる?」とドキドキしたけどそれもスルー。予想外の展開でした。
巻末でさかなぶえの作り方も書いてあるけど、難しいかと、、、。でも、作ってまた笛ふきながら読めば子供は間違いなく喜ぶでしょうね。