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日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

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loom

ママ・30代・石川県、男の子6歳

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loomさんの声

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なかなかよいと思う ちょっと違う視点です。  投稿日:2010/03/02
ひつじのメェーリンダ
ひつじのメェーリンダ 作: マヌエラ・サルヴィ
絵: ルーシー・ムレロヴァ
訳: 鈴木 敦子

出版社: 岩崎書店
平凡な日常に飽き飽きして、
外の世界へ踏み出したメェーリンダだけど、
お話の途中、我が強くて鳥達の木を勝手に一人締めしてしまい
鳥達に嫌われてしまった、という印象もありました。

もちろん本人は悪気があってしているわけではないので、
そんなわがままを出して一時は嫌われることがあっても、
ときには我を出すことも必要なのですよね〜

結局鳥達からも受け入れられ、
生きていくためにみんなで協力し合って助け合っていくことが
必要なのだということも考えさせられました。

だけど、最後、
そのまま親たちにも会えずに
あの世へ旅だってしまったと解釈したので、
やっぱり一人住み慣れた群れから出ていくのには
それなりの覚悟が必要なのだということと、
中にいては気づかない、安定の場の良さも
忘れないようにしないといけないなと思いました。

好き勝手やってると帰る場所がなくなるという怖さも
教えてもらえるような気がします。

広い世界を見て、自由を手にいれた本人は
それでもよかったのかもしれませんがね 笑

とはいえ、やっぱり外に出る勇気もとっても大切なこと。
なんだか複雑な気分にさせられた物語でした。
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