持つべきものは、ともだち。
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投稿日:2008/04/19 |
多夢さん 40代・ママ・兵庫県 女の子7歳
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気分が落ち込んでいるとき、誰にも会いたくなくて、
一人家に閉じこもっていたいと思うことってあるよね。
それが何日も続いたら、ほんとうに何もしたくなくなる。
クマネズミは、もう何日も『パジャまんま』になっていました。
この『パジャまんま』って表現いいですよね。
よくその状態がわかる。
そんな時、クマネズミのところに、手紙がきます。
それが、最後に名前がない。
そこで、手紙の送り主を探しに出かけるのです。
友達っていいですよね。
その友達も、向こうから誘いに来てくれたらいいのですが、
(本当は、さりげなくアプローチしてきているのですが、本人は気がつかない。)
誰も誘いに来ないとき、一歩踏み出す勇気が必要になります。
それって、とってもエネルギーをつかいます。
なにかきっかけがないとすごく難しい。
でも、彼の場合、宛名の無い手紙だったんです。
持つべきものは、やっぱり友達ですね。
大人になると、さらに必要になるなぁと、今、つくづく感じてます。
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知恵で解決
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投稿日:2008/04/06 |
どくだみ茶さん 30代・ママ・秋田県 女の子7歳
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子供は、さるとあくまのやりとりをおもしろそうに読んでいました。あくまの顔は、あまりこわくないと言っていました。絵が楽しかったです。とても細かい線が、すごいです。
悪者を退治するというお話ですが、腕力ではなく知恵を使って解決します。とても大事なことだなと思いました。
心をいれかえたあくまに、本当のやさしいおよめさんがきてくれるといいなと思いました。
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出会いの喜び&別れの寂しさにじ〜ん。
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投稿日:2008/04/11 |
ぼのさん 40代・ママ・新潟県 男の子14歳、女の子12歳、女の子7歳
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私とは正反対で、夫は子ども時代に絵本を読んだ(読んでもらった)記憶がまったくないそうです。そんな夫が唯一、実家から持ってきた絵本が、このシリーズの1作目『こぐまのくまくん』でした!
ラッキーなことに、昨年の図書館祭り・リサイクルブック市で、シリーズ残りの3冊を、無料でいただいてきました♪
2年生の次女と、毎晩連続で楽しんだので、感想を・・・。
くまくんは、夏の間、家族でキャンプに来ていた、人間の女の子=エミリーと友達になります。
ふくろうの開くパーティに、いっしょに出かけ、その途中に、あひるくんの子守を手伝い、パーティではハプニングが起き・・・???
仲良くなったともだちとの別れは寂しいもの。
くまくんの心情を思うと、とてもせつなくなります。
でも、優しい父さん、母さんに励まされて、素敵なお手紙を書くラストシーンは、あたたかい気持ちでいっぱいになります♪
4つのお話から成る『はじめてよむどうわ』シリーズですが、どのページにもカラーの絵(そう!『かいじゅうたちのいるところ』で有名なセンダックさんの、繊細で美しい絵ですよ〜!)が入っていて、絵本感覚で楽しむことができます。
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不思議な色使いの絵本です。
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投稿日:2008/04/08 |
doruさん 40代・その他の方・兵庫県 姪7歳
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歯が乳歯から永久歯に生え変わる子供のための絵本。姪っ子もこの絵本を読んでいるときに乳歯がぐらぐらしていたので、この題名を読んで興味を持ったようです。
そして大人しく一人で読んでいました。こうさぎが歯が抜けるのに大騒ぎをするところも面白いし、ぐらぐらする歯で柔らかい食べ物を食べて、ぐらぐらしていない歯で堅い食べ物を食べて、その様子がどんなものかわかるので興味深く面白かったです。
それに絵の描き方も不思議な色使いで魅惑されました。この不思議な色使いもいいですね。
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美しい日本語
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投稿日:2008/04/15 |
風の秋桜さん 40代・その他の方・埼玉県 男の子16歳、男の子14歳
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すでに亡くなってしまった母鳥を、待ち続ける子供の鳥を、愛情いっぱいに見守り続けるお父さん鳥の情景が、美しい日本語から、心に優しく染み込んでくるようなお話でした
作者の浜田ひろすけさんはすずめの鳴き声さえも、細かく聞き分けたといいます
お話は少し長いと思いましたが、流れるような文章や「カサコソカサコソ」との葉の音が聞きやすくて、真剣に見てました
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納得! 納得!
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投稿日:2008/04/18 |
まあささん 40代・せんせい・神奈川県 女の子15歳
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ものしりおじいさんのいうとおり、つぎつぎに動物を家にいれていくおばあさん。
その様子を見ながらみんなはドキドキ。
いきをのんで見ているのがわかるようでした。
最後の最後にやっとほっとしたみんなは、そこではじめて「そおかぁ〜!」とお話の意味を理解して
「そういうことだね(^_^)v」とお互いに納得しあっておりました。
「きつきつぎゅうぎゅう」ということばの響きが楽しくてくりかえしつぶやいて笑っていましたよ。
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優れたものはいろいろな解釈ができますね
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投稿日:2008/04/19 |
doruさん 40代・その他の方・兵庫県 姪7歳
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うちのちびの感想は、あらいぐまさんのところからねずみさんたちがいろいろ盗んだのだけど、自分たちの食べ物がなかったからやったのだね。それであらいぐまさんがゆるしてくれて、そのまま盗まれたものをとりかえすだけなら、ねずみさん困ってしまうけど、あらいぐまかあさんはじゃがいもの作り方を教えたのだね。ねずみさんの家に住みたいです。
そして私の感想は、この話は絵本という形をつくっているけど、本当は先進国と発展途上国の関係を暗に書いているものだと思いました。先進国の裕福な社会に、裕福じゃない人達が押しかけて略奪する。それで先進国が怒って盗まれたものを取り帰そうとしたら、いつまでも貧困のまま、そこで先進国の人が穀物やその他もろもろの事業を教えて、家を建ててやり、すみよい世界にしてあげることです。そして最後にすみよい世界になった国の人はできあがった作物を先進国に売ってゆく…ってところかな。
優れた童話は他にも何とおりもの解釈の仕方ができるからいいですね。
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異質
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投稿日:2008/04/18 |
ねがいさん 30代・ママ・大阪府 女の子7歳、男の子2歳
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子どもには面白さが伝わらないかな、と思いつつも読んだ、3歳の時から
たまに持ってきます。そして、何か言うでもなくすっと読み終え、
そしてまたふと思い出した時に持ってくる。
何かが気になってるのか、ひっかかるのか…。
この絵本を見ると、ちょっと異質なざらっとした感覚を感じます。
わにくん、花の鮮やかな色、風景…絵がとても美しいです。
特にわにくんの豊かな表情。
大人っぽく流れる話の雰囲気の中で、夢見ている気持ちや、期待、
嬉しさ、怒りがストレートに出ています。
人間を食べるという残酷なはずのシーンでさえも、どこかユーモラスだったり。
物語を楽しむというよりも、質感を楽しむような絵本です。
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本当に不思議な冒険だ〜!
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投稿日:2008/04/15 |
ぼのさん 40代・ママ・新潟県 男の子14歳、女の子12歳、女の子7歳
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ずいぶん前に古本屋さんでGETしたのに、読む機会がなく、本棚に眠っていました〜(苦笑)。
び、びっくりです!
想像以上に、おもしろかった〜♪
バレーの練習で疲れて眠そうだった次女が、途中から、しゃっきり起き、身を乗り出してくるくらい、おもしろかったです☆(読んでる私自身も・・・。)
どう見ても、赤ちゃんに毛が生えたような男の子=はろるどが、かべにシンプルな絵を描いていくのですが・・・いつの間にか、絵の中を冒険してるんです!
その冒険というのが、なんだかとっても不思議で、ユニーク。
遠近法なんか使うから、はろるどが巨人になったり、小人になったり・・・。
今まで、ありそうでなかった表現力?!うまく説明できないのがもどかしいです〜(苦笑)。
ぜひ、皆さんも、この絵本を手に取って、不思議な冒険の世界に行ってみてください♪
どうやったら家へ帰れるか?小石にこしかけて、考え出した答えに、次女も私も大笑い!
子どもにもウケルけど、実はすご〜く哲学的で、大人にも色々考えさせられる不思議な絵本でしたよ〜!
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動物を飼うとは?
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投稿日:2008/04/13 |
レイラさん 40代・ママ・兵庫県 男の子14歳、男の子12歳
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『給食番長』に続く、わんぱく小学校1年2組シリーズの飼育バージョン。
相変わらず表紙から超インパクトのある始まりです。
遠足で動物園に行った、1年2組のみんな。
ふれあい広場や、リュックサックに紛れ込んできた動物を飼うことで、
動物と触れ合うこと、飼う事の難しさを体感します。
登場人物は多少オーバーアクションですが、
一つ一つの場面での感情がぐいぐい伝わってきます。
今回は飼育係のまさおがリードしていきます。
小学校を中心とする町の様子が、何とも子どもの視点で見るようで
懐かしかったです。
そして、今作もやはり、動物を飼う事について諭してくれる
大人の存在が嬉しいです。
もちろん、その教えをしっかりと胸に刻む子ども達。
やはり、魅力的ですよね。
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素朴なタッチの絵
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投稿日:2008/04/12 |
ジュンイチさん 40代・パパ・東京都 男の子12歳、男の子6歳
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我家で人気のあるドン・フリーマンの1964年の作品です。
原題のdandelionは、タンポポのこと。
由来は、タンポポの葉の形がライオンの歯に似ていることからきているようです。
お話は、主人公のダンデライオンのところに、キリンのジェニファーからお茶会のお誘いを受けるところから始まります。
思いきりおしゃれしてでかけたダンデライオンですが、おしゃれしすぎて誰だかわかってもらえません。
結局、雨にあって普段の自分に戻ってはじめて、皆が認識してくれるのです。
最終頁に
「二度とだてライオンなんかになろうと思いません。
ありのままの僕が本当の僕だからね」
とあります。
ありのままの自分であることの大切さを、ストレートに伝えてくれる絵本だと思います。
素朴なタッチの絵もほのぼのとした気持ちにさせてくれることでしょう。
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向こうの国で
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投稿日:2008/04/09 |
どくだみ茶さん 30代・ママ・秋田県 女の子7歳
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うちの家族はみんなラーメンが好きです。だからこの本も楽しいラーメンのお話かと思ったのですが、全然ちがっていました。はじめのうちは、おもしろかったのですが、男の子が倒れている場面はショックでした。子供は、男の子がなぜ倒れているのか、まだ理解できません。
私はいつも、絵本を好きなだけ楽しむことができます。けれど、絵本を見る時間などない子供や、絵本を一度も見ずに亡くなる子供もいます。苦しい気持になりました。
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感じ取る
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投稿日:2008/04/19 |
ねがいさん 30代・ママ・大阪府 女の子7歳、男の子2歳
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私の一番好きな絵本と言えば、まず「サリーのこけももつみ」を挙げるのですが、
同じマックロスキーでも「すばらしいとき」はちょっとまだ早いかなと思っていたので、
読みたいと思いながらも読んでいませんでした。
今回、移動図書館の中で見つけたので、ようやく読んだのですが…すごいです!
あっと言う間に、本の中の世界に体を持って行かれます。
島に雲が落とす影、雨の境目、大きな雨粒、水のきらめき、夜の静寂。
人の口に上がる嵐の気配。
風を、音を、圧力を感じます。
嵐の場面では、それまでの静けさが一変。
絵本を読むときはよく口を出してくる娘ですが、非常に静かに聞いていました。
全身が耳にでもなっているかのように、感覚で感じ取ろうとしているのが
とても伝わってきます。
美しい言葉、美しい絵。伝えたい絵本です。
こういう絵本を読んでいる時、最高に幸せだと感じます。
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かわいいトマトひめ
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投稿日:2008/04/18 |
多夢さん 40代・ママ・兵庫県 女の子7歳
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トマトひめが、みどりのかんむりをさがしていました。
「あれがないと、落ち着かないの」
確かに・・・トマトひめの顔をみると、なにか物足りない。
野菜畑の中で、いろんな野菜や虫たちに出会います。
トマトひめのかんむりは見つかるかしら?
かんむりを探すうちに、トマトひめの顔が少しずつ色づいてきます。
少しずつ、少しずつ・・・
あぁ、今年もおじいちゃんの畑に行って、
トマトをいっぱいもらってこようか・・・
太陽の光をいっぱいあびて、美味しそうに真っ赤に熟れたトマトを、
想像しながら・・・
石倉ヒロユキさんの野菜や虫たちの可愛い絵。
ほのぼのとします。
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ねこさん、気付いて。
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投稿日:2008/04/12 |
多夢さん 40代・ママ・兵庫県 女の子7歳
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たいくつなたいくつな寝てばかりのねこがいました。
そのねこに、春の風が、夏の潮風が、語りかけてくれます。
でも、ねこは・・・
せっかく、素敵な事を教えてくれているのに、ねこは全然気付かない。
それって、とってもかわいそうなことですよね。
春夏秋冬という素敵な季節を感じることが出来る中にいて、
それに気付かないなんて・・・
もっと、季節を楽しまなくっちゃ。
いろんな体験をして、感動しなくっちゃ。
冬だけじゃなくね。
言葉にリズムがあり、四季折々を楽しむことができ、
冬には、あんなに退屈していたねこが、爆発したように飛び回ります。
とても、楽しめるえほんですよ。
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車好きにはたまらないはず
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投稿日:2008/04/12 |
ジュンイチさん 40代・パパ・東京都 男の子12歳、男の子6歳
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1966年の初版で、186万部を突破しているベストセラー。
もう40年以上も前のお話なので、特に消防車の姿形が余りに今のものとかけ離れているのではと思ったのですが、杞憂に終わりました。
フロントマスクは今風ではないのですが、逆にがっしりとしたグリルが新鮮です。
それに主人公のじぷたはジープです。
今でこそ、四駆の威力は十二分に認識されているものの、その当時だとどうだったのでしょうか?
そのジープにスポットをあてているのですから、大したものだと思わずにいられません。
話は単純明快。
小さいジープのじぷたが、大活躍するお話です。
絵にスピード感があって、とても話に入り込み易いと思います。
この絵本が読み続けられているのが、充分納得できることでしょう。
我家の兄弟とも、消防署が好きでしたので、良く消防署の前で車を眺めるのに付き合わされましたが、特に男の子にはたまらない絵本だと思います。
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鮮やかな色彩
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投稿日:2008/04/15 |
レイラさん 40代・ママ・兵庫県 男の子14歳、男の子12歳
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古代インドの昔話「ラーマーヤナ」からの再話。
鮮やかな色彩の絵が、エキゾチックな世界を演出しています。
風の神ワーユの息子、ハヌマン。
幼いゆえに太陽を追いかけ回して、神々の王インドラの怒りに触れ・・・。
自然と一体化した神々の姿があります。
そして、これはごくごく、幼少時のエピソード、
以後のハヌマンの活躍は「ラーマーヤナ」に、
と、さながらブックトーク。
松居直さんの訳が素敵です。
インドのお話に興味が湧いてきました。
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半分がちょうどいい
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投稿日:2008/04/10 |
どくだみ茶さん 30代・ママ・秋田県 女の子7歳
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「半分」がちょうどいい、という考え方が大切だなと思いました。食べ物などは簡単に分けることができます。1つのものを、ばらばらにして分け合うのは、知恵だなと感心しました。わけることができないものでも、気持は分け合うことができることに気がつきました。
こんなふうに、上手にわけあうことができたら、みんなが幸せになるだろうなと思いました。明るく楽しい絵で、大切なことを教えてくれます。
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ぷっぷーこどもはおならがおすきです
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投稿日:2008/04/11 |
doruさん 40代・その他の方・兵庫県 姪7歳
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よんでいて楽しい話でした。中川先生と村上先生のピーマン村シリーズはどれを読んでも面白いです。最初はたなばたプール開きを読んで、えんそくバズを読んで、次にこの絵本を読みました。
前半のおいもを掘るところは、実際幼稚園でいもほりをやったことある姪っ子は実感があったらしくそのときの様子を詳細に教えてくれました。そして、おいもを食べ、下ねたシーンへ突入……。姪っ子は女の子なのにどうして下ねたが好きなのでしょうね。口に手をやってぷっぷーぷっぷーとおならの真似をするのですよ。困ったものです。
最後のおならのページはおならは普通無色透明で見えないはずなのだけど、おならをイメージしてみればあんな色になるのですね。姪っ子がおならの色と白い紙に茶色と黄色のくれよんでラクガキしています。困ったものです。
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100年に一度
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投稿日:2008/04/17 |
竹馬の母さん 20代・ママ・東京都 女の子7歳
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題名からして興味深々になりました。
カッパのぬけがらを身に付けて、かっぱと一緒に過ごす夏。
殿様と家来ごっこ。たくさんのきゅうり。
川を泳いだり…すごく楽しそう!!
何より、カッパがとてもうれしそう。
なんてたって、100年に一度しかないかっぱの抜け殻。
数少ないチャンスに出会った友達。
なのに、最後はちょっと切ない終わりです。
こんなカッパに会いたい、遊びたいって思いました。
絵がととてもシンプルで、わかりやすかったです。
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